旅行レポート
今まで催行してきたアドベンチャー的な旅行のレポートです。国内や海外で見たこと、聞いたこと、出あった事、感じた事をつづっています。
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ヒシダスポーツ観光株式会社

Author:ヒシダスポーツ観光株式会社
京都発信で、「サイクリング」や「スキー」「乗馬トレッキング」など色々な楽しいアドベンチャー的な旅行を企画催行しています。このブログでは今まで印象に残った出来事や場所をを紹介しています。興味を抱かれた方は是非下記のアドレスから覗いて見てください。
http://www.hs-tours.co.jp



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イタリアでボンジョルノ!
イタリア サイクリング&クルーズツアー
ベニスと海と自転車と…
ベニスからマントヴァ迄の10日間
アヴェマリア
2013年9月27日~10月6日の10日間の日程で、初の”イタリア”サイクルーズ(サイクリング&クルーズツアー)に行ってきました。
ルートはアドリア海に浮かぶ水の都ベニスからアドリア海を島づたいに南下し、アドリアの街からポー川沿いを遡上しマントヴァに至るルートです。
ベニスに到着後の夕刻にクルーズ船の「アヴェマリア号」に乗船。
乗客32名収容の同船には5名のクルーが、我々の食事や滞在の世話、果てはサイクリングの先導までのサービスを提供してくれます。
船自体はそんなに新しくはありませんが、内装はかなりリニューアルされていて、清潔感は今まで利用した船の中では一番かな?部屋も結構広かったんじゃないかな?
乗客の32名の内訳は、我々12名のジャポネと後はアメリカ人にオーストラリア人。ニュージーランド人にカナダ人にノルウエー人と言った国際色豊かな面々でした。
ハイン氏のブリーフィング
初日の夕食はウエルカムディナー!本場のイタリア料理を前に期待感で我々のテンションは上がりっぱなし!
先ずは今後のツアーの無事を祈念して”チンチン(乾杯)”。ツアーディレクターのハイン氏のツアー中の説明を受けながら、初めてのイタリア料理にありつく…。ちょっと塩っ辛かったけど…。後ほどコックから感想を聞かれたので、正直に答えると翌日からは見違えるほど美味しくなった。
あの「ポルチーニ茸のリゾット」は旨かったなー。ある日なんか「ラザニア」が出たけど、なんとトマト色じゃなくって「白い」んです。これも旨かったー。前菜に出た「アサリとムール貝のにんにくバター蒸し」もあまりの本場の旨さにみんな指先をベトベトにしながら貪り食べてたっけ。
これはうまかったなあ…
結構広めのキャビン
さて、キャビンは思いの外結構広く、ベッドは珍しく横並びのツインルーム。各キャビンにはシャワー&トイレも完備しており、今まで利用してきたリバークルーズ船としては一番…かな?

翌日は、終日「ヴェニス観光」。我々が今いるところは、ヴェニスの島々中の一つ「チェルトーサ島」。周囲僅か2~300m程度の本当に小さな島。ここから見える範囲に水上バスの停留所(桟橋)があり、そこからやって来る水上バスに乗るんですが、路線なんかも決まっていて、本当にバス感覚。
水上バスのバス停
先ずは「ローマ広場」に渡り、乗り継いで「リアルト橋」途中、ゴンドラは高いので幅50m程の水路を渡る2ユーロの渡船で雰囲気を味わいます。
ゴンドラの渡船
リアルト橋はさすがに観光客で非常に混み合っていました。
リアルト橋から
やがてサンマルコ広場で自由行動となり、手近にトラットリアに飛び込みます。
オーダーは「マルゲリータ」
8eのマルゲリータピザ
に「ペペロンチーノ」。
ペペロンチーノ
さすがに本場ものは旨かったー。
でも、お支払いを終えて出ては見たものの…料金に納得がいかない。思い余って一人店に戻って文句を言って納得がいかない旨を告げる(殆ど英語のような日本語)。原因は、ビール(グラス)がなんと15ユーロも取られている。「ふざけるな!」と怒鳴り確認をさせると結局ビールは9ユーロで、6ユーロの差額X8人分で48ユーロ返金された。店の出しなに他の従業員から「チノ!(中国人の蔑称)」と呼ばれたので「俺達はジャポネや!」という言葉が最後の捨てゼリフとなった。
この後水上バスに乗って「ベネチアングラス」の島、「ムラーノ島」を訪問。小さくて本当に静かな島で賑やかなヴェニスから来た身としては居心地はよかったなあ。

3日目からは、いよいよサイクリングが始まりました。
チェルトーサ島から隣の「リド島」のマルモッコ港に上陸。細長い島を横断してアドリア海側を北上。最北の街「サンタマリアエリザベタ」でコーヒーブレイクして、今度は反対の「ラグーン」側を南下。最南端の港でフェリーに乗って隣の島に移動。
南下の途中で船内で作った自作の弁当をレストランのワインで流し込む。
島の南端で今度はアヴェマリアに拾ってもらい、「キオッジャ」に移動しこの日のサイクリングは終了。
雨が降ったり止んだりでちょっと寒かったなあ。

4日目以降は、天候が回復。朝からハイン氏の案内でキオッジャの街から見学。
魚市場では日本でも見慣れた魚介類も多く、鰻まで売っていた。どんな料理になるのかなあ。
キオッジャの魚市場2
小売りの店員が、ジャポネか?と聞くので頷くと、「3軒向こうにチノがいる」と我々に告げるが、そんな事を聞かせてどうすんの?余程嫌ってるんですね。
キオッジャの防潮堤にも行ったけど、この100年の間で水位が60cmも上がっているとの事で、そういえばヴェニスでは大潮に備えてあちこちに「仮歩道」が用意されていたっけ。
冠水時の歩道
キオッジャを後にボタニックガーデンを見学し、潟を走って「アドリア」の街に到着。
夕食のメイン「すずきのソテー」。

5日目は、船でそのまま「BOSRO」に移動し、いよいよ「ポー川」沿いにサイクリング。
約30km走って「Francolino」の街に昼頃到着。公園でランチを食べ、そこから30分程で「フェラーラ」に到着。ここはイタリア第3の都市らしいがそんなに大きく感じられない。
今日はここからバス移動。街中を暫し自由散策の後再集合場所に向かうと、ハイデッカーの大型バスが待機していたが、なんと自転車を積み込んだ「トレーラー」を牽引している。こんなのが欲しいなあ…と思ったのは私だけ?
こんなのが欲しい!
バスは途中チーズ工房に立ち寄り見学。って、明日の予定じゃなかったっけ?アバウトなところは本当にイタリアらしい。
チーズ工房の熟成庫
夕食後ハイン氏から翌日の最後尾担当(スイーパー)はジャポネ!と発表されると一斉に笑いが起こった。そこで私も負けじと、立ち上がって「明日は、最後尾から日本語で指示するから」と伝え、ついでに「私が”フラミンゴ”と叫んだら、私と同じようにフラミンゴのポーズをとるように!」と告げ、みんなで練習。結構国境を超えた一体感が湧いてきました。
みんなでフラミンゴポーズ
このころから、彼らは私の事を「カツミ」ではなく「フラミンゴ」と呼ぶようになった。

おまけ
オージーのグレッグとジャネット

彼の名前はグレッグ。奥さんのジャネットと二人でこのツアーにオーストラリアから参加していました。
ところでこのような船のツアーでの飲み物は、冷蔵庫から自身で好みのビール(小瓶=2ユーロ)なんかを取り出し、そばの船室番号が表示された用紙に取り出した飲み物の種類と本数を書き込み、最終日に合算して支払うと言う信用販売がとられています。
2日目頃にビールを飲むべく、ビールを取り出し用紙にチェック。ところが自身の部屋は15号室であるにもかかわらず、何を思ってか…19号室にチェックを入れてしまった。そして、目の前にその部屋の主がいた。それがオージーのグレッグでした。彼は笑いながら私に向かって文句を言ってきましたが多分内容は「おい、日本人!なんてことするねん!そこは俺の部屋や!」なんて事を言っているのが直ぐに理解できました。勿論直ぐに訂正して詫びましたが、それ以来彼とは仲良くなり、他国の同乗者達へと仲良しの輪が広がっていきました。
彼はどうやら私と同年代らしく、家族や子供の事なんかを話すようになっていきました。
ある時、同年代と知ってジャネットが二人の会話に入ってきて、彼の帽子を脱ぎ取り「同い年なのにカツミの髪は黒いのにグレッグは白髪だらけ…」と指摘。グレッグは悄気て見せる。
そこで彼女が去ったのを見計らって、彼に「俺の髪は黒いけど、下の毛は白髪だらけなんだよ!」って話すと大受け。そばで聞いていたアメリカ人のフランシスも思わずニヤニヤ…。
別の日、フランシスがカナダ人のリン達と男だけになったとき、私を呼んで「グレッグ」に話した事を聞かせてやってくれと言うんで話してやったが、勿論大笑い。他のネタも所望されたんで「イタリアでは乾杯の事を”チンチン”と言うが、日本では子供のおちんちんの事を言い、俺は”チンチン”と聞くたびにヒヤヒヤしてるんだよ。」って。こんどは大爆笑!「下ネタは世界を繋ぐ!」を実感した一時であった。

6日目、出発前に私の指示を再確認。「行け!=GO!/止まれ!=STOP/みぎ!=TurnRight!/ひだり!TurnLeft!」そして最後に…「フラミンゴ!」。みんな喜んでポーズをとってくれました。
今日は先ずは25km。本来なら今日訪れるはずだったチーズ工場の前を通過し、畑の平原そ進みます。昼前に立ち寄ったのは「メリーゴーランド博物館」。綺麗で若い女性学芸員が熱心に大道芸のオルガン等を操作して説明してくれる。館長らしき男性は日本人が訪れたのが初めてらしく頻りに記帳を特に日本語での記帳をするよう勧めてきた。
イタリアの農道(?)を行く
ここからはまたPO川沿いに20km。道は一本道で迷うことは無さそうなので思い思いのペースで各々が走り先頭から最後尾まで長~い列になってしまった。
その内にアヴェマリアが見えてきた。この辺りは繁みに囲まれどことなくドイツのネッカー川のバドウィムフェンに似ています。日本の川は護岸整備が整いすぎていて面白味もありませんが、欧米の川はあまり手を加えていないらしく、自然を身近に感じることが出来ます。
ここから、自転車ごと船に乗り込みいよいよマントヴァへ航行。
夕刻、ついにゴールのマントヴァの街に到着しました。
夕食は旅の終わりが近いのか、欧米人は小洒落た格好で現れます。ゆうしょくの前菜は「グリーンピーススープ」。やさしい味の割にしっかりした食べ応えでお代わりも出来たのは嬉しかったな。
食後、サイン氏からS藤氏にハーモニカ演奏を所望されました。S藤氏は迷惑がりながら嬉しそうに準備を始めておられました。
オージーのジャネットがやって来て、我々日本人に「君が代」を歌えと言い出す。各国の国歌をそれぞれ歌おうと言うことらしい。仕方なく日本人チームは立ち上がって斉唱しましたが、その後我々に続く国歌はどういう訳か聴けませんでした。
やがて、お開きとなったところでグレッグが冷蔵庫付近から私に「ビール飲むだろう!」と言わんばかりに目配せしてきました。そしてラウンジの真ん中あたりのテーブルで対座しビールを受け取りました。
どうも、よそよそしくしんみりしています。やがて、彼は重い口を開き明朝に船を去ると言い出しました。急にお互いとも口数が少なくなってしまいました。ふと思い出し、キャビンにあるものを取りに戻りました。そして、「これは私が母からもらったものです。今回の思いでの記念として受け取って欲しい。」と、何でもない少々使い古した「扇子」を進呈しました。「母から…」という言葉に重みがあったのか、彼はジャネットを傍らに呼んで説明をし、神妙に扇子を受け取ってくれました。
これがきっかけで本当の友人に成れたようで、私に機を許してくれた二人は「オーストラリアに家族で来ることがあれば、キャンベルから近くの海岸にビーチハウスを持っているから是非使ってくれ!」とタブレットから映像を見せて進言してくれました。

7日目。朝食を済ませ最後のサイクリングの準備を整え出掛ける前にグレッグとジャネットに別れを告げに行きます。ジャネットに「ハグ」され、別れを惜しみます。どうしてもセンチメンタルな気になって仕方ない所をサイクリングの出発前の慌ただしさが、そんな気分を和らげてくれます。
さあ、最後のひとっ走り…、マントヴァの近郊を巡ります。「ミンチョの海賊」の縁の地を通ります。
途中、休憩の合間にH田さんの所望で郵便局探し。旅の初めに書いた絵葉書を出すべく、これまで切手を探し求めて出せずじまい。この旅の終わり頃になって本気モードにスイッチが入ったらしく、小さな街を彷徨います。何処のキオスク(街角の売店)で聞いても切手は売っておらず、仕方なく郵便局へ…。漸く辿り着いた郵便局も順番待ち。しかも想像通りのマイペースな仕事ぶりのお陰で集合時間がどんどん迫っていきます。漸く我々の順番が回ってきましたので、日本での葉書に見合う金額分の「切手」を所望するも、…無い…の一言。その、送りたい「葉書」を出せ!と宣う。…そんなの持ってきていない…。ようはH田さんは切手を買って帰り、船に残して来た葉書に貼って投函するだけと思っていたらしい(私も思っていた)。つまり、ここには「切手」なんてものはなく、送料に見合った「証紙(切手)」を現金と引き替えに郵便物に貼り付けて送るという事らしい。確かに日本でも郵便局へ直接行けば、指定しない限り「証紙」を貼られる。良い勉強になりました。結局、目的も達成出来ないまま集合場所に向かいましたが…遅刻…。M田氏が心配して探しに来て下さっていました。皆さん、お待たせしてすいませんでした。
最後のサイクリングはおよそ30km程度。昼過ぎにはアヴェマリアに戻ってこれたので船内でランチとなりました。
自転車を返却し、午後からはマントヴァの街を散策に出掛けます。目指すは「スーパーマーケット」。近頃の海外旅行のお土産購入にはここが一番!2ユーロ程度のワイン(紙パックなら1ユーロからありました)から日本ではお目に掛からない珍しいものまで揃います。私が買ったのはポルチーニ茸のポタージュやリゾットのインスタント食品。軽くて嵩張らずしかもチープ!A田やんなんか「列買い」してたなあ。
帰船途中、路上カフェテリアで同乗者のカナダ人チームから「フラミンゴ!」って声を掛けられました。じゃあ、我々もここで一休み…。




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